あなたは朝型?夜型?

みなさんは朝何時に起きていますか?

人間は、個人によって得意な活動時間が異なるそうです。
まずは、午前中に調子が良いタイプ、昼に本領発揮のタイプの朝型

そして、朝に弱く夜に本領発揮の夜型、短時間の睡眠でも問題のないショートスリーパーに分類されるそうです。(タイプの分類には諸説あります。)

学校生活を送る上では、おのずと朝型で午前中~昼に活動することになります。しかし、どうしても朝起きるのが苦手、という人が自分のタイプに合わない生活を強いられることはとても辛いことだと思います。

日本は時間に厳しい国といわれ、電車の時刻や授業時間、お店の開店時間など秒単位で厳守することが当然のルールという認識があると思います。(部活の集合時間等は10分前に集まらなければいけないという理不尽なルールもありますよね・笑)
時間ばかりを気にして生きる毎日に疲れてしまう・・・・。

しかし、今は夏休み!!!

学校の先生や両親は「早寝早起き」と指導しますが、せっかく時間に余裕があるのですから、自分の得意な活動時間や適切な睡眠時間を調査実験してみてはいかがでしょうか。

・何時間寝たら体の疲れが取れるのか (最適な睡眠時間は10時間?6時間?それとも3時間?)

・どうやったら朝スッキリ目覚めることができるのか

・起床から何時間後が一番活動的か

・起床から朝ごはんまでの適切な時間はどれくらいか

・起きてから家を出るまで、本当はどれくらいの時間が必要か

・リラックスして眠れるナイトルーティンを作る

・体にあった寝具を探してみる

お母さんに「いつまで寝ているの!」と怒られたら、「睡眠時間の実験中です」と正直に伝えましょう(^^)

快適な生活リズムが判明すると、一日の時間の使い方とスケジューリングが上手になると思います。

例えば課題の提出。

締め切りギリギリに課題があったことに気づき、充分に検討しないまま提出すると、当然間違いも多く、残念な評価になってしまいます。しかし、自分の得意な活動時間がわかっていれば、先の予定を確認しながら、登校前の朝や、休前日の夜にゆっくりと時間をかけて取り組むことができると思います。

時間は平等です。しかし、使い方次第で、充実度や生産性が大きく変わると思います。

イギリスの作家アーノルド・ベネットは著作『自分の時間』の中で「朝目覚める。すると、不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。誰もあなたから時間を取り上げることはできないし、盗むこともできない。あなたより多く時間を与えられている者も、あるいは少なく与えられている者もいない」と述べています。

自由な時間が多い夏休み。
時間の使い方について考え、自分にとって最適な生活リズムを探してはいかがでしょうか。