
様々な目線から物事をみること
先日おせちの早割CMを目にして、今年も折り返しどころか終盤に向かっていることに衝撃を受けました。まだまだ先行きの見えない不安はありますが、残りの4か月も、楽しく過ごしていきましょう!
さて。台風が本格的に増えてくる時期になりました。今現在も日本に影響を与えていますね。
以前に比べると、雨風が弱いうちに避難所への避難を促すニュースが増えてきたように感じます。今日は、そんな避難所のお話をしたいと思います。
先日新聞で、「全国の市町村の防災・危機管理部局の6割で、女性職員がゼロ」という記事を読みました。女性職員がいない地域の避難所では、介護食や哺乳瓶、紙おむつの備蓄が少ない傾向があるそうです。災害はいつ起きるかわからないため、このような防災に関する部署は24時間体制のこと。家族の理解がないと難しい、出産で一時的にでも離れてしまうことが申し訳ない、などの理由で女性は配置しづらいのではないかとのことでした。
避難所は、どのような状況の人が避難してくるかわかりません。乳幼児や介護を必要とする人も、もちろん訪れます。その時にある程度の備蓄がなければ、時には命に係わる事態にもなるのではないかと感じています。ジェンダー平等が叫ばれている昨今、様々な目線から物事を見ることは必要です。どういった備蓄品が必要なのか、どういった設備があればよいのか・・・自分の性別からの目線だけではなく、そこにいない人の目線からも考えることが必要です。
そんな中、女性の視点で防災について進める自治体も出てきているそうです。
避難所運営 女性の視点で 海岸地区で防災会議 茅ヶ崎市 (msn.com)
どうしても男性主体で考えられてしまう避難所の運営ですが、災害は自分自身のことであり、性別関係なく自身で考えなければいけないことです。「災害時に女性が自信を持って行動してもらえたら」という言葉が特に印象的でした。
もちろん、必要なものを個人で備蓄しておくのは大前提です。女性目線で考えられた防災セットも発売されているそうです。記事にもありますが、中身をカスタマイズして、一人ひとり用の防災セットを作ることも、重要なのではないかと感じました。
防災セットに女性目線 生理用品、着替えの目隠し…特有の悩みに寄り添う (msn.com)
災害に関わらず、普段の生活から「様々な視点から物事を見る」ということは大切です。どうしても目の前のことしか見えなくなりがちですが、広い視野を持って過ごしていきましょう!