
国際的な学びを目指して
二学期が始まり、約2週間。
今週はシルバーウィークで学校もお休みが続くので、ホッと一息ついている方も多いと思います。全国的にお天気が不安定ですが、ぜひ、9月6日、13日のブログを参考に、防災を意識して、ご安全にお過ごしくださいね^^
さて、9月は日本では2学期のスタートですが、海外では新学期という位置づけになることはみなさんご存じだと思います。国際的な学びを目指して、海外留学を検討する生徒さんも多くいると思いますが、日本でも海外の学校同様の学びを得ることができるインターナショナルスクールが多くあります。
その中でも、今年特に注目を集めるのが、岩手県八幡平市に開校したばかりの、ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンだと思います。日本初の英国式全寮制インターナショナルスクールとして、東アジアを中心に多くの生徒が入学したという報道を目にする機会もあったと思います。
岩手県八幡平市は、私が以前、観光と地域振興の仕事でとてもお世話になったエリアです。見渡すかぎり雄大な山々に囲まれ、美しい自然とその豊かな恩恵を受ける人々が共存しています。真っ白な雪原、エメラルドグリーンの渓谷、硫黄の香りの温泉、広大な牧草地、薄紫と橙色の夕焼け、降ってくるような星空。そのどれもが地球のエネルギーで溢れ、畏怖に近い美しさを感じることができる、とても素晴らしいエリアです。
ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンが建つ安比高原は、1970年代にリゾート開発でスキー場やホテルの建設が進み、大型リゾート地として人気を博しました。しかし、時代の変遷と共に、ブームの時のような賑やかさが落ち着いてきた印象もありました。
そんな安比に、英国式のインターナショナルスクールができる!!!
新聞で開校予定の一報を知った時は、とてもとても驚きました。・・確かに豊かな自然に囲まれた地域だけれども、わざわざ岩手の山奥に、一体どんな子供達が入学するんだう、英国式?しかも全寮制・・・!?
興味が沸き、色々と調べてみると、11歳から18歳を対象としたそのカリキュラムは、先進的で魅力的なものばかりです。制服もクラシックで素敵です。・・・できるものなら私も通ってみたかった!
思わずそう呟いてしまいました(笑)
日本にいながら、充実した大規模な海外の教育を受けることができる。以前はなかなか身近な選択肢ではなかったと思います。ましてや、首都圏以外の地方都市で海外の教育を受けることは困難でした。それ故、海外留学以外にもこのように進学先の選択肢が増えることはとても画期的なことだと思います。
学費を見ると、安易に進学を決意できるような金額ではないことに頭を抱えてしまいますが^^;
これからますます、地方にも国際的な学びを得ることができる学校や教育機関が増え、より多くのこどもたちの学びを応援することができたら・・・。そんな未来が早くやってくると良いな、と思います。