
節分は春の始まり
今月・・・といっても、1月は残りわずか。すぐに2月がやってきます。スーパーには鬼のお面のオマケがついた豆が並び、恵方巻の予約のお知らせも目立つ季節。2月3日は節分ですね。
節分は「節を分ける」と書きます。節とは春夏秋冬の季節のこと。暦の上では「立春、立夏、立秋、立冬」が季節の始まりとされ、その前日を季節の分かれ目として「節分」と呼ぶそうです。現在では、その中でも特に一年の始まりとされる春を迎える節目である2月3日が「節分」として大衆に親しまれるようになったと言われています。
先人たちは、日本独特の気候である四季の移り変わりを敏感に感じ、次の季節もまたより良く生活できるようにと願いを込めて、季節行事を行ってきたのだと思います。春の始まりである2月3日の節分には、健康に過ごせるようにと無病息災を祈り、寒さで体調を崩しやすい時期でもあることから「鬼は外!疫病退散」と豆を撒き、声をあげたのでしょう。縁起の良い方角を向いて、7種類の具材が入った栄養たっぷりの恵方巻を食べて、家族の幸せと商売繁盛を祈願したのでしょう。
学生の皆さんは、2月は入学試験や年度末のテストが行われる時期ですので、恵方巻を食べながら目標達成を願ったり、豆を撒きながら健康を祈るかもしれませんね。日頃の頑張りや一生懸命励んでいることが、しっかりと芽吹く春を迎えられることを祈っています。
季節が春へと変わる2月といえば、中学受験塾では2月が新学期のスタートとなります。小学校3年生は「新4年生」という様に、在籍する学年ではなく、ひとつ上の学年で呼ばれることになり、子どもながらに緊張感を持って勉強へと向かうことになると思います。学習指導要領の改訂や各学校の教育方針により、入試問題の出題傾向は変化していますが、やはり柔軟に考えることや自らの意見を表現することが子ども達に求められているように感じます。
テキストに向かう時間も大切ですが、カンザキジュクでは、考えたことを誰かと話し合う「対話」の時間を過ごすことも大切だと考えています。たくさんのことばに触れ、たくさんの考え方に触れることは、子ども達の学びが広がるきかっけになると思います。
学ぶことは、豊かな世界の入り口に繋がること。
カンザキジュク中学受験国語専門塾も2月は新学期。新入塾生募集開始です!