
春と花粉と…
こんにちは。3月も半ばになり、ずいぶんと暖かい日が増えてきましたね。そんな昨今ですが…私にとっては辛く苦しい時期でもあります。今年は秋の終わりから薬を飲み、鼻うがいを導入し、ちょっと例年より強めの薬を用いて症状は軽めですが、毎日花粉症に苦しんでいます。『はたらく細胞』(清水 茜)講談社コミックプラス を読んで、この疲れは体内で細胞たちが戦っているからか…と想いを馳せてみてもいますが、この時期が早く過ぎることを願うばかりです。
私は今期、鼻うがいと服薬がメインで対応していますが、先日改めて「花粉症対策」について色々と調べてみました。たくさんの情報が飛びかい、多くの商品がありますが、厚生労働省の2022年度花粉症対策 に至りました。非常にシンプルに、明確に書かれていて改めて、なるほど…と読みました。
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/ippan-qa.html
厚生労働省のHPと同様に、例えば個人医院のHP等の医療機関等の情報には一定の厳密さがあります。これが、医療機関等を離れたサイトになると、ありとあらゆる情報、商品が紹介されて、本当にそれが花粉症に効果があるのか否かが曖昧ものまで掲載されています。どうにかして売り上げを出したい訳ですから、様々な商品があるもの当然です。
そして、東京都福祉保健局のHPに医薬品的な効能効果における表現の規制についての説明がありした。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/kenko_shokuhin/ken_syoku/kanshi/kounou.html
当然ながら、効能を表記するにおいてもルールがありますので、私達がその内容を把握したうえで商品を見て判断することも必要です。花粉症にいいお茶、ヨーグルトについても厚生労働省のHPを見ると「実際の効果は不明」との記載になっています。当然ながら薬ではありませんし、一回食べて効果があるものではありません。では、生活習慣として1年食べ続けたらどうなのか…と考えると何らかの効果があったかもしれないし、無かったかもしれない。また、ヨーグルトであれば何でもOKではなく、しっかりと効能が保障されている商品を選ぶ必要もあります。
何かを調べるにおいて、インターネットは必須の存在となっていますが、そこには多くの情報が溢れています。よって、それらが正しい情報なのかを利用者である私達が判断する力も求められてきます。虚偽の記載には法的な罰則があっても、それが瞬時に行われるわけではありませんのでweb上には人を騙すことを目的としたサイトも実際に多々ありますので注意が必要です。間違った情報を鵜呑みにしてしまわないように、私達も知恵をつけて、適切に理解をしながら利用しなくてはなりませんね。
花粉症で弱った身体がコロナウイルスに負けないようにこの時期を乗り切りましょう!