まずはセンター試験!

明けましておめでとうございます、高山です。

新しい年となり、皆さんお正月はいかがお過ごしでしたか?私は、帰省先で高校の推薦試験を2月に控えた姪の小論文添削要員として年末年始を過ごしました。最初は自分の書いたものを読まれることに抵抗感もあったようですが、中学生としてしっかりとした文章を書けていたので褒めながら話をしていったところ、かなりやる気になってくれました。本音であると思いますが、学校や塾で小論文を書いても、一回書いて提出すると赤ペンでコメントが入って終わりで、同じテーマものを繰り返しみてもらう機会が無い、なんだかよくわからないままで来ていたとのこと。生の声を聞きながら取り組んだことで私も添削を行う側として新年から非常に勉強になりました。

さて、年も明けて1月も始まればセンター試験も目前ですね。模試などでセンター仕様の試験は既に経験があると思いますが、一通りの必要事項、当日までの確認事項はしっかりと把握出来ていますか?例年のことですが、時期的にも雪が降るなどして交通機関が乱れるなど、通常と異なる移動状況に陥る可能性も低くはありません。試験会場が遠方で前泊する人、会場が住まいの近くの人、人それぞれ条件は異なると思いますが、センター試験の受検案内を必ず一読しましょう。また、センターには追試験があることをご存知でしょうか?今年は1月26日、27日に行われると既に決まっています。追試験を受けるためには当然ながら該当する理由と手続きが必要です。受検案内以外にも、大学入試センターのHPにも詳細が掲載されています。

当日、不慮の事故や不幸などで急遽受験が難しくなった場合など、どうしても焦って慌ててしまうかと思います。試験当日、とにかく該当先に連絡をして追試験の申請をすることが必須となりますので、もしもの事態に備えて事前に詳細を把握しておきましょう。

私が現役受験生だった時、同級生に非常に優秀な友人がいました。特に理数系が得意で常に学年トップ、センター模試でも数学は常に満点に近い成績でした。その友人がセンターの数学で解答欄を間違えて記入してしまったと試験後に泣き崩れた姿を今でも覚えています。どうにもならないとわかっていてもセンター事務局に電話し相談をしていた姿、その後、家族に電話して「来年、もう一度挑戦させてください」と涙を流しながら訴えていた声を今も忘れられません。翌年再挑戦した友人は東京大学に見事合格しましたが「自分がこんな凡ミスをするなんて思ってもいなかったし考えたこともなかった」と言っていました。

実際、試験はシビアなものです。その日の結果が全てとなります。積み重ねとしての成績そのものについてそう簡単に奇跡も起きませんが、友人のような記入ミス、当日の天候や不慮の出来事も起こる可能性はだれしもゼロではありません。自分だけは何の問題もなく試験を終わることが出来るとは思わない程度の用心深さは持っておきましょう。

試験はセンターだけではありませんが、まずは季節柄、体調管理を怠らずに頑張ってくださいね。