興味のあるところへ…
笹本です。すっかり寒くなりましたね。
寒くなると、なぜか「ニオいがするもの」がほしくなるそうです。
「におい」と読む同音の漢字「臭い」と「匂い」の違いわかりますか?
臭い→くさい とも読みますね。はい、悪い意味の香りです。
匂い→かぐわしい、良い香りのものです。
ここで話す「ニオイ」は「匂い」です。
スーパーの石焼き芋コーナー、コンビニのおでんコーナーという食べ物を始め、
女子ならアロマの香りやハンドクリームの香りなど、みなさんもイメージしやすいかと思います。
寒くなる頃からは、他の時期に比べて、「香り」は人の気持ちを誘いやすくなるようです。
さておき、その匂いですが、五感の中でも一番、記憶が残りやすいと言われています。その理由は各五感が受け取った情報を脳に届ける方法が嗅覚だけ異なるため、だそうです。
さて、ここまで書きましたが、この香りの話の中の段落でどこに興味を覚えましたか?その段落の関連性の話を読んでもいいかな、と思えたところです。
この短い一つの話の中でも、人によって、興味をもつ分野が、異なってきます。
一番目の漢字のところなら、文学や歴史に興味のある方なのかもしれませんね。
2段落目なら、化学や社会福祉、医療系の道に興味がありませんか?
3段落目なら、科学や物理、教育学というところでしょうか。
もちろん一概には言えませんけど、そんな風にわけられるかな、と思いました。
こんな単純に進路の方向を決められたら楽ですよね。
でも、意外と自分の好きなことやモノは、とてもシンプルだと思います。
ちょっと欲張りな自分や興味がたくさんあるあなただから、あれも気になる、これも気になる、と、いう風に一つに絞り切れないだけなのかもしれませんね。
もし、一つに絞ることができたあなたなら、ラッキーだと思います。
自分の道が決まっているのですから。
それに邁進すればいいだけです!
的が絞り切れないあなたは、的を絞りながら少しずつコマを進めればいいのです。
ひたすら自分の好きなことを書きだしていったらどうでしょう。
自分の興味があること、特技、気持ちがいいと感じる瞬間、幸せだと思える時。
何もそれは、受験だけに役立つわけではありません。
大学に入学したら、最後は卒業していきます。卒業にはどんな大学も卒業論文を書かなくてはなりません。そのための、4年間のゼミをはじめとする履修です。
あなたの興味があることは、当たり前ですが、あなたの次の4年につながっていきます。もちろん、途中に方向変換はありうる話ですが、興味を持っていること、など、あなたを形成している基本的な「好きなこと」は、不変だと思います。
そのことについて考えるのは、いつから始めても早すぎません!
ちなみに、人が幸せを感じるTOP3は1位:思考、2位:音(言葉も含む)3位:におい だそうです。
アロマや香料では再現しにくいけれど、幼い頃の幸せの記憶の香りで、私の好きなにおいは、お布団や毛布にくるまったときのかおりです。