授業の風景(1)リフレクション 学びの振り返りが高校生を育む
代表の神崎です。
最も長く弊塾に通った受講生のリフレクション(振り返り)の様子をお伝えしようと思います。
私の指導のひとつの方法だとご理解いただき、ご覧いただければ幸いです。
「ここで学んだことを言葉にしてごらん」
そう言って放っておいたら、物凄い量の付箋になりました。
私の指導の基本はデザイン思考。考えるための枠組みを習得してもらいます。
その手続きは「発散」「収束」の2点のみ。
これは「発散」という手続き。自らの中にある思いやアイデアを全て吐き出します。

そしてスキルとマインドに分け、グルーピング。
ここは「収束」。思考の片鱗をまとめ、どこまでの思考の広がりだったのか、どういうことを学んだのかをまとめます。

そのあとプレゼンテーション。
ここで学んできた足跡を振り返り、お互いに思いを述べました。
改めてこの付箋を一枚一枚見ると、私には言葉の意味が全部わかります。
「物事の裏には何があるのか?ここまで考える」
「その他大勢にならなくなった」
「限界を決めない」
「自分から学びに行く姿勢」
「やりたい事があるなら自分でさがす、調べる、行動する」
「経験を自信に変えること」
「脱!消極的」
「世界の見方が変わってくる」
「物事は奥が深いから面白い」
「学びはそこら中にある」
「学びに終わりはない」
「自分だけじゃダメ、周りを見ないと」
「本音を言うこと、言われること」
「間違いをどう修正するか自分次第」
「1回失敗しても自分の努力で成功に導ける」
「自分の努力は自分に還元される」
「人は変われるという事実」
「いい意味で人の期待を裏切ることの楽しさ」
「まだまだ勉強不足」
彼は素敵です。
最高の高校生です。
彼のような自ら学ぶ受験生を、私はたくさん育てていきたいです。