信頼を…
笹本です。
もう10月となりました。寒さの気配が感じられますね。体調はどうですか?
スポーツが一番わかりやすいのかもしれませんが、好成績を残す選手は必ず指導者への信頼が厚いことがわかります。
指導者も選手がすべての力を発揮できるように、綿密な指導計画を練ります。
信頼を得ることができるような、その選手に合った方法で導くのでしょう。
でもそこに至るには、おそらくある程度の時間も必要になってくると思います。
みなさんの受験に、アドバイスをくれている方(高校の先生、私塾の先生)は、その道の指導のプロです。
それでも時間経過がないと、最初から信頼関係はうまく築けないかもしれませんので、そこは忘れないでくださいね。
気が付かないかもしれませんが、あなたの癖をうまくとらえてくれているはずです。
自分の頬についたご飯粒が自分には見えないように、自分自身のことは、自分では見えないものです。つまり、なかなか客観的にはなれないものです。
でも指導者は、そこをきちんと伝えていきます。
指導を受けて、腹がたったり、がっかりしたりするかもしれません。
思いが届かず悔しく思うかもしれません。
もし可能な状況なら、きちんとそう思ったことは、伝えてください。
指導を受けるものと指導する側に力関係はありません。
指導者は神様ではないから、あなたの想いはあなたが伝えない限り、わかりません。
あなたの意見を、もちろん聞きます。
考え方の相違や納得のいかないとこは、そのままにしたり、流してしまったり、ということがないようにしてください。
小論文にしろ、面接にしろ、自分の思いを相手に伝えること、そこが、一般入試とは、何より違う部分なので、普段の受験対策中も、曖昧にしないでください。その相手が、その受験指導者ならもちろんです!
同時に、あなたも、先生方の指導を真摯に受け止めてくださいね。
お互いを理解することを重ねて、その間柄に信頼関係はできていきます。
その先にあるゴールを、一緒に目指していきましょう!