想定外でも大丈夫

笹本です。みなさん、オープンキャンパスの日程をチェックして足を運ばれましたか?大学案内の写真通りの場所だったでしょうか?

何か感じることがありましたか?

私は高校受験のその当日、初めて受験校の敷地を歩いたのですが、しばらく歩いた時に、ふと、‘あ、私ここに通うな‘って感じました。そして合格して通学しました。

直感やなんとなく感じるもの、第六感というものは、意外と合っていたりするものです。

ちなみに、「あ!」って、何か思いだす時に出る声は、和語の「天」つまり「あま」の「あ」だと言われています。つまり、その時に思いついたことは、天からのおしらせサインの時だと言われています。

そういえば、そんなふうに思えませんか?

オープンキャンパスでは、その大学独特の風を感じるいいチャンスですよね。

在校生の雰囲気も確認しながら、ご自分が通うイメージをどんどん膨らませていってください。

少し前のこのブログの東さんの回で発想転換の話が掲載されていたのですが、受験のみならず、人が生きていく中で、発想転換というのは非常に有利な武器になりうると思います。

いろいろな発想転換が考えられますが、たとえば、想定外のときこそ、自分の力が試されている時です。大きな問題だけでなく、小さな事柄でも、いろいろな想定外が日常から転がっていますから、毎日レッスンだと思って向き合ってみてください。

たとえば、友達と街でショッピング。午前中から待ち合わせて、もう夕方近くなり、とても疲れたからもう帰りたいな~、と思った矢先に「ちょっと少し先までまだ行きたい」と言われたら、どう切り返す?(内容はどうでもいいのですが、人といて、自分と違う方向に相手が提案してきたら?ということです)

もちろん、自分の意見を言って、妥協点をみつける、という人もいるでしょう。相手を選ばずに言える人もいますが、大概の人は相手を選んでできる選択肢かもしれないですね。

それでは発想転換にはならないので、今回はそういう話ではなく、あえてとりあえず、「その案にのってみる」という選択肢をします。のってみるということは友人案に賛成、なわけですから、気持ちを切り替えて。今回の発想転換の一つです。いつも誰かの案にのってしまう、というタイプの人は、選択肢はいつもと同じかもしれませんが、気持ちの持ち方を変えましょう。何となく、仕方なく行く気持ちではなく、「何かあるかも」と、ワクワクな気分で向き合ってみてください。いつもなら、「あー、付き合って時間を無駄にしちゃったかも」となることばかりかもしれませんが、思わぬ良い結果がついてくるものです。気持ちの持ち方で結果は変わるのです。

当たり前のことですが、気持ちがポジティブだと(「楽しむぞ~」と自ら積極的になると)、自身に入りこんでくる情報(見えるもの、聞こえるもの、などなどすべて)は、良いものがたくさん飛び込んできますよね。

自分のイメージ通りに行動を選択、決断をしていくのが人生ですが、人に委ねて、流れに身を任せるというのも、大切なのです。ご縁というのは、人が運んでくるものなのです。つまり、他人の存在があって成り立つのですから。

ポイントは、他人に主導権を握られて、と嫌悪感を募らせるのではなく、この人との時間でどんな巡りあわせがあるかな、と、前向きに取り組むこと、です。

今日はいつも違う観点のお話しをしました。そんな私も、想定外のときは、「これで大丈夫、大丈夫、うまくいく」って呪文のように唱えて、自分自身を落ち着かせています。少し暑さが落ち着いてきたので、体調管理に気を付けてください。