準備は早めに!
こんにちは、高山です。毎日暑い日が続きますね。
今日は検索キーワードでAO入試を考えてみたいと思います。Yahoo!検索で「AO入試」と入力すると、それに伴い検索キーワードが羅列されます。以下「AO入試」に続く検索キーワードです。
大学一覧、合格率、志望理由、落ちた、面接、対策、併願、自己PR、塾
この「落ちた」が個人的に気になって、そこから色々と読んでみました。様々なケースや相談、どこまで本当のことが書かれているのかもわかりませんが「落ちた」に該当する記事には「AO入試を軽視してるなぁ」という感想を持ちました。厳密に言えば、入試そのものへの意識の甘さでしょうか。そういった意味で一般の学科入試において勉強しない、学力が伴わない状態で挑むと合格できない…という流れはAO入試にも該当すると思います。この場合の「勉強しない」はAO入試に対しての準備をしないという意味です。そして、ある程度でもAO入試について調べ、把握していたら、そんな手軽な入試は無いはないということも理解できるはずです。
そして、いざ調べていくと志望理由書や自己アピールなど、出願する受験生側としての準備に目が行ってしまうと思いますが、根本的なところで大学がどのような人材を求めているのかを把握することも重要です。大学資料を手にしてもつい読み飛ばしてしまう人もいるかも知れないアドミッションポリシーがまさにソレです。そして、アドミッションポリシーには、大学全体に対してのものと、各学部におけるものとがあります。大学によっては、更に細分化された専攻それぞれでも述べているケースもあります。しっかりとその先の志望学部におけるアドミッションポリシーを読めば、大学と自分との相性も見えてくるように思います。
「AO入試 落ちた」の方々が果たしてそれらをどこまで把握されて挑んだのか、募集要項にあった必要事項と必要書類を埋めて、それっぽく整えて挑んだだけなのかはわかりません。しかし、どれだけ内容を理解して整えてもどうしても対処しきれない事もあります。それは「時間」です。高校3年生の夏に思い立って急にAOに挑戦しようと思った場合、絶対的に対応に残された時間には限りがあります。今の時代に大学進学を考えている高校生であれば、AO入試の概要すら調べずに過ごしてきてしまったという事実は自己責任としか言えません。多くの高校で1年時から入試ガイダンスもあります。年単位で準備できる機会は誰にでもあるわけですから、それらについて考える必要はおおいにあります。
入試は積み重ねや準備を含めて、当日、試験のその時にどのようなコンディションで臨めるのかまでがワンセットとなった人生のイベントです。当日事故にあったり、災害が発生したり、本人の問題ではないトラブルもあるかもしれませんが多くのケースは自分の意識と準備で対処可能です。日々、自分の生活にアンテナを張り巡らせ、自分がどうしたいのか、将来自分はどのようになりたいのか、日々グルグル考えて準備をして欲しいと思います。