新テストの記述式問題例の気付き
代表の神崎です。
新テストの国語の記述問題の問題例が先ほど発表されました。読んでの気付き。
ざっくりなので、引き続き追補します。
・モデル問題例1
問1 傍線部説明問題
問2 資料と提案との照合
問3 対立事項の整理(論点整理)
問4 主張の論理的補強
問1は単純な説明問題。条例の要点を理解させ、後々の問いの思考へと繋げている。
問2は資料と提案のズレを指摘する問題。モデル問題例2と同じ思考を用いる。
問3は論点整理。対話文が綺麗に対立しているので、回答は比較的容易か?
問4が見せ場?主張をどう論理的に補強できるか、という問題。条件2と3で回答を誘導。条件3は「補助を受けられる『可能性』」で逃げちゃったか…ここはモヤっとする。
・モデル問題例2
問1 主張に対する質問
問2 主張に対する反論
問3 資料の照合と不足点の指摘
3問とも両方とも課題文となる契約書面と不動産屋の主張とのズレを指摘する問題。
同じような思考で解く問題を3題連続で出す理由はどこにあるのか?
・採点基準
一般的な現代文の模試と近い感じ。部分点があるっぽい?
これなら採点のズレはあまり起こらなそうだけど、苦労しそうな答案も出てくるかな。
難度を落とせば同じような回答ばかりになるからいいんだけど、結局何のための試験かわからなくなるなぁ。