SDGs×LEGO ~ わたしとSDGsをつなぐ、はじめの1歩

代表の神崎です。

今日は教育NGO・こども国連の井澤友郭さん主催のイベントに参加してきました。

SDGs×LEGO ~ わたしとSDGsをつなぐ、はじめの1歩

2015年9月に国連の「持続可能な開発サミット」で採択された持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)は、今後の企業活動や教育分野において重要なトピックスです。本プログラムは、この難しいSDGsの世界観を、カードゲームとレゴによって、楽しみながら体感し、一人一人の気付きと学びを深めるプログラム デザインになっています。

このプログラムの面白いところは、PBL(project baced learning)の全部入りのところでしょうか。

未来の世界を作るための交渉ゲームの中で、経済・環境・社会の持続性を意識しつつ、自らのミッションを遂行するという、センシティブな判断が求められる場面を経験します。

ここで対話的・協働的学びの中でさまざまな思考を繰り広げる経験ができ、気づきを得ます。

合間に挟む個人ワーク(LEGOのパーツひとつで自己の思考を表現する)とそれに対する質問タイムで、対話を促していきます。

最後にはSDGsゲームの振り返りを、「文字化せず」LEGOで表現するというところが一番のポイントです。

作品制作とその説明を行い、さまざまな質問を投げかけて、井澤氏曰く「気づきの再構成」を行います。

この振り返りが秀逸。

文字にすると、受け取った側が勝手に解釈を施してしまい、齟齬が生じてしまいます。

しかし、それをあえてLEGOで表現すると、LEGO作品を見て質問をされるので、どうしても言葉で説明をせざるを得なくなるわけです。

LEGOは相手から言葉を引き出す装置なんですよね。

ちなみに私の作品はこちら。

グループのメンバーの作品はこんな感じ。

お遊び要素満載ですが、真面目に思考を表現する、面白いワークでした。

こども国連さんは、SGH向け研修やリーダーシップ研修など、中高や企業向けプログラムを実施しているそうです。

たとえば、海外修学旅行の事前学習or事後学習など、活用の仕方がいろいろありそう。

きっと体感すると、面白いとお感じになる方が多いのではないかと思いました。