埼玉大学 工学部 AO入試
笹本です。GWも終わりまして、4月からの新生活が本格稼働しはじめましたね。
今日は埼玉大学のAO入試について記載しようと思います。
AO入試を採用しているのは工学部情報システム工学科のみです。
現在公表されている、過去(平成29年度)のAO入試情報からの抜粋です。
1:募集人数は5名
2:出願資格
次の各条件をすべてみたすもの。
- 高等学校または中等教育学校の後期課程を平成29年3月卒業見込みのもので、合格した場合に入学を確約できる者。
- 高等学校または中等教育学校の後期課程における理数系の成績(調査書中、数学(数I、数II、数AB、または数I、数II、数A、数Bの内容を含む科目)と理科の評定平均値)の平均が4.3以上であり、かつ数IIIの内容を含む科目及び物理の内容を含む科目(ただし「物理基礎」は含まない)を出願時に履修している者。
- 高等学校または中等教育学校の後期課程における調査書中、学習成績概評がB以上の者。
3:選抜方法
選抜は、大学入試センター試験および、個別学力検査を免除し、次の内容となります。
出願者が20名を超えた場合は、出願時に提出された志望の理由・調査書により第一次選考を実施して20名を選考。
その合格者は埼玉大学構内で行われる「情報システム工学入門」の講義(1時間30分)を3回(週1回、3週連続)受講し、講義終了時に課題を与え、翌週までに課題に対するレポートを提出します。また毎回の講義終了後、理解力を知るために小テスト(20分程度)を行います。
そして面接を講義日程が終了しての別の日に、英語・数学の口頭試問を含み行われます。
参考までにアドミッションポリシーも合わせて記載しておきます。
4:(1)高等学校までに学ぶべき事項を幅広く修得している人え(2)入学後の学修において必要とする数学、理科、英語等の基礎学力を有している人
(3)国際的なプレゼンテーションやコミュニケーションの能力を修得するために必要な基礎学力を有している人
(4)知識を応用問題に活かすために、論理的思考ができる人
(5)工学の問題に関して知的好奇心が旺盛で、自ら学ぼうとする学習意欲のある人
(6)専門技術者として、グローバルな視点に立って国際社会に貢献する意欲のある人
とのことでした。
選抜内容をみても、理解力はもちろん、とにかく記述能力が必須です。
その能力はもともと持っている個人のセンスによるもの以外に、繰り返し行う練習で磨かれていきます。
自分の選んだ言葉で、文章を書き、人に伝えていく。さて、どうやって練習するのか?
どうしたら相手に届く文章を書けるようにになるのか?
それは専門の先生にゆだねるのも大切です。
そして普段から、あらゆるメディアの文章を読んでみること。
キャッチコピーほどの衝撃性はないにしろ、次へ!次へ!と読み進めたくなる展開の文章や、ワンセンテンスでなぜか虜になるような一文に出会ったことはありませんか?上手になりたければ、真似てみる、というのは、よく言われますが、気になったら「なぜだろう?気になるのは?」「どうしてだろう?惹きつけられたのは?」と自分の心を検証してみる。そして、それがわかれば、自分もそのエッセンスを取り入れて真似て書いてみる。きっと相手の心に響く、素敵な文章が書けるようになると思います。