獨協医科大医学部 推薦入試について+地域特別枠について

医学部のAO入試・推薦入試についてです。

獨協医科大学 推薦入試について

こんにちは浅野です。前回、獨協医科大学のAO入試について書きましたので、今日は推薦入試について書いていきたいと思います。

獨協医科大学の医学部は、公募推薦入試と指定校推薦入試の2種類の推薦入試を実施しています。指定校推薦については詳細が一般には公開されていなくて、推薦枠のある高校でしか情報がないので、割愛させて頂きます。

今回の推薦入試は地域特別入試という形式のものです。

【募集人数】

10名

【募集要項】

次の要件をすべて満たしている者とします。

➀ 卒業後、北関東3県(栃木・群馬・茨城)、埼玉県及び福島県いずれかの地域で医師として医   

  療に従事する意志のある者。

② 北関東3県(栃木・群馬・茨城)、埼玉県及び福島県の各県内高等学校を卒業又は卒業見込み 

  の者。

③ あるいは、本人もしくは保護者が、平成26年4月1日から引き続き当該地域に在住している者。

④ 合格した場合、必ず入学する者。

⑤ 高等学校を平成29年3月卒業見込みの者又は平成28年3月卒業の者。

 ただし、平成28年度推薦(公募(地域特別枠)・指定校制)入学試験受験者を除く。

  1) 平成29年3月卒業見込みの者は、在学期間(第3学年については1学期)を通して成績が全  

   体の評定平均値4.0以上であること。

   2) 平成28年3月卒業の者は、高等学校の成績が全体の評定平均値4.0以上であること。

⑥ 本学の医学教育に耐え得る心身と医師を志すにふさわしい資質を有する者。

⑦ 学校長が推薦し得る者。

まとめると、現役生または1浪まで受験可能で、指定地域の高校を卒業していること・または在住していることが大きな条件です。また、同地域で医師として医療に貢献することが条件となっています。

【出願期間】

平成28年11月1日(火)~11月9日(水) 

【選抜方法】

〇第一次試験

・小論文試験
・基礎適性試験(英語)

・基礎適性試験(数学)

〇第二次試験(第一次試験合格者)

・書類審査(調査書及び自己申告書等)

→第1次及び第2次試験の成績と総合して合格者を決定。

【試験日】

平成28年11月12日(土)

【倍率について】

2015年が6.5倍、2016年が4.7倍という結果でした。

指定校推薦の倍率が、2015年が3.9、2016年が3.4倍なので、それに比べると高いですね。

【地域特別入試について】

最後に、何かと出てくる医学部の地域特別ですが、せっかくなので今回はまとめてみようと思います。

〇地域特別枠は色々と細かい違いがありますが、基本的には以下のような条件があります。

・指定の地域出身である

・卒業後にその地域で医師として働かなければならない(6年から9年)

・地域の自治体から奨学金を受給できて、卒業後その地域で医療に従事すれば、返済が免除になることもある

最近では出身の縛りが無く、全国から募集している大学も多いですね。メリット、デメリットとそれぞれありますが、一般入試に比べるとどの大学も入学しやすいようです。