日本女子大学 推薦入試

笹本です。今日は日本女子大学の推薦入試についてです。

有名アナウンサーなどを輩出している大学です。女性が社会で力を発揮できる思考力と実践力を育むことを掲げていて、古くは平塚らいてう、高村千恵子も学びました。卒業生は時代を切り開く女性が多いようですね。

そんな日本女子大学ですが、AO入試はありませんが、一般入試、センター入試、推薦入試があります。推薦入試は指定校制と自己推薦入試があります。

その自己推薦入試においては、今年から2学科増えるそうです!

家政学部被服科と人間社会学部社会福祉学科です。

今年度の募集要項は7月上旬公開予定ですので、昨年度公開分を下にお知らせします。

3学部、全6学科で実施されました。

・文学部 日本文学科、英文学科、史学科

・人間社会学部 文化学科

・理学部 数物科学科、物質生物化学科

それぞれの学科で、実施されている考査内容が異なります。

<文学部 日本文学科>

→出願書類の中に課題論文に対する解答も提出(課題論文1000字以内で要約し、自分の考えを述べる(感想ではなく論理的な批評を行うこと))

試験日の課題は筆記試験(古文読解)と面接

<文学部 英文学科>

→出願の際に英語能力基準があり(英検かTOEFL-iBTかIELTS)、その証明書類提出

さらに志望理由書(クラス担任か科目担任の推薦書添付が望ましい)提出

試験日の課題は日本語小論文と面接

<文学部 史学科>

→出願時に志望理由書提出

試験日には小論文と面接

<人間社会学部 文化学科>

出願の際に語学の条件があり(英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、ハングルのいずれか)その証明書類提出

試験日当日に日本語小論文と面接

<理学部 数物科学科> *理系は2次選考まであります。1次選考は書類審査のみ

出願時に志望理由書提出(クラス担任か科目担任の推薦書添付が望ましい)

(これが1次選考)

2次選考は筆記試験として基礎学力問題と小論文と面接

<理学部 物質生物化学科>

出願時に志望理由書提出(クラス担任か科目担任の推薦書添付が望ましい)

さらに小論文を2つ提出

課題1: 化学または生物学をなぜ大学で勉強したいと考えるようになったのか、好きになったきっかけなど、できるだけ具体的に述べてください。1000字程度。

課題2: 今後数十年間で、化学または生物学は何を実現すべきでしょうか?あるいは何を解決すべきでしょうか?あなたが特に重要に思うことに的を絞って、具体的に述べて下さい。また、その問題に対して、あなた自身はどのような貢献ができると思うかも記述して下さい。化学または生物学のいずれかを選び、解答して下さい。1000字程度。

(これが1次選考)

2次選考は筆記試験としての基礎学力問題と面接

ここまでが自己推薦入試概要です。

推薦入試の面接について、ふと思いました。

一般入試と異なって、直接、自分という人となりをみてもらえるチャンスなのだなあと。

実際に顔をみてもらえる、自分を覚えてもらえるチャンス!だから、面接攻略本を読むのかもしれませんが、意外と大切なことってすでに身の周りで学べるのではないのかなあ、と。

みなさんにも、初めて会う人で、「あ、この人なぜかわからないけれど、雰囲気いいな~」と、思った人がいませんか?クラスは一緒でもない、共通な友人がいるわけでもなく、すれ違うだけなのに、なんだか気になる人。もちろん年齢が離れていても、とにかくなんだか「いいな」って思う人。あなたが魅かれたところは何だろう。さらに、心理学では、そのあなたが魅かれたところ、というのは、実はあなたの中にすでに持っているものが共鳴しているからこそ、魅かれるのだそうです。つまり、あなたの中にも、同じ魅力が、あなた自身が気付いていないかもしれないけれど、あるからこそ惹きつけられるのだそうです。あなたが素敵だと思った方をよく観察して真似してみてください、近づけます。理想と思っていた人になれます。面接にも一役買うはずです。

あ、日本女子大学のオープンキャンパスは6/18㈰目白キャンパスです!