神戸大学医学部 推薦入試 医学部のAO入試・推薦入試についてです。
こんにちは浅野です。今日は神戸大学の医学部のAO入試・推薦入試について書いていきます。神戸大学は医学部としては珍しく、どちらの入試も行っていますので、門が広く開かれています。
〇神戸大学について
神戸大学は1949年に設立された国立大学です。その名の通り神戸にあるため、交通の便がいいですね!当塾のある横浜からも、新幹線1本で神戸まで行けます。
神戸大学は「学理と実際の調和」を理念としています。「真摯」「自由」「協同」の精神で、社会に貢献するような指導的人材を育成する世界的研究・教育機関たることを目指しています。
〇推薦入試について
神戸大学の医学部の推薦入試は、地域枠という推薦入試です。
兵庫県内の高校の出身者もしくは、本人または保護者の現住所地が平成26年1月1日以前から引き続き兵庫県内にあることが条件であり、卒業後も兵庫県の医療に貢献する義務があります。
【募集人数】
10名
【出願要件】
次のすべての要件を満たす者
(1) 高等学校等の長が責任をもって推薦でき,合格した場合は入学を確約できる者
(2) 兵庫県が貸し付ける奨学金を受給し,かつ卒業後は兵庫県内で医療に従事する者
(3) 調査書の全体の評定平均値が4.3以上でかつ人物が優れていると認められる者
(4) 平成29年度大学入試センター試験の次の5教科7科目を受験する者
【出願日】
平成29年1月17日(火)から平成29年1月25日(水) 17時まで
【入試日程】
平成29年2月6日(月)
【選考方法】
推薦書・調査書・志望理由書の内容,「面接・口述試験」+大学入試センター試験入学者の選抜 の成績を総合して行います。
なお、出願者数が募集人員の約2倍を上回る場合は、推薦書・調査書・志望理由書の内容及び大学入試 センター試験(5教科7科目,次頁の配点)の成績により第1次選抜を行います。 この場合は,第1次選抜合格者にのみ、終選抜として「面接・口述試験」を行い、推薦書・調査書・ 志望理由書の内容、面接・口述試験及び大学入試センター試験の成績を総合して入学者の選抜を行います。
以下の1200点満点で行われます。
センター
英語
数学
理科
国語
社会
面接
(個別)
合計
200
200
200
150
50
400
1200
※理科は2科目
《面接について》
面接300点+書類審査100点です
・過去4年間はすべて倍率が2倍を超えていますので、基本的にこの方法がとられます。
【まとめ】
過去の推薦入試のセンター得点率については公表されていません。ですが、一般入試のボーダーが90%と言われていますので、同じくらい高いことが予想されます。しかし、神戸の現役生または浪人生しか受験することができないため、低い倍率で推移しています。
配点は面接がAOに比べて、高くなっています。これは卒業後のことを考えて、しっかりと一定期間、神戸の医療に貢献しなくてはいけませんから、それだけの意志・考えを見極められると思います。