東京理科大学 推薦入試
こんにちは。笹本です。三寒四温の日々が続いていますね。でも、周囲の草木が緑まぶしくて、やっぱり春はいいな、と思います。
今日は東京理科大学 推薦入試についてお知らせしたいと思います。
今年度(平成30年度)入試情報として、現段階で公表されていることは、今までの東京理科大学においての推薦入試とは、指定校と公募制(経営学部と理学部第二部のみ)とSSEでしたが、その公募制推薦入試が2学部だけだったのが、全学部になる!ということです。
全学部とは、理学部第⼀部、⼯学部、薬学部、理⼯学部、基礎⼯学部、経営学部、理学部第⼆部です。
次のように明記されています。
<共通する求める人材>
勉学だけでなく、部活動や学術⼤会等を通じて幅広い視野を備えた、将来国内外で広く活躍する志を持つ者
<出願資格>
1. 出⾝学校⻑の推薦に基づく、東京理科大学への⼊学を第⼀志望とする者(理学部第⼆部については、H27年3⽉以降に卒業した者で勤務先上司の推薦も可とする)
2.⾼等学校⼜は中等教育学校を平成30年3⽉に卒業⾒込みの者(理学部第⼆部については、H27年3⽉以降に卒業した者)
3.志望する学科の定める科⽬を履修していること。
4.数学、理科(経営学部は国語)、外国語の評定平均値の平均が4.0以上(⼩数点第2位以下切り捨て)の者
<選抜方法>
書類審査、学術適性検査、⾯接
※学科により「基礎学⼒・思考⼒・判断⼒を問う試問」または「⼩論⽂」を課す。
※学科により「⼝頭試問」を含む。
以上が、現在公表されている内容です。
それでは、いままでも行われていた経営学部と理学部第二部の昨年度の公募制推薦入試がどのにようなものであったのか確認してみましょう。
<経営学部> 経営学科20名・ビジネスエコノミクス科8名
<理学部第二部(ちなみに、日本唯一の夜間理学部。)>
数学科25名・物理学科15名・化学科10名
選抜方法は書類審査と小論文(60分)及び面接。
小論文題目を抜粋及び要約してみると、
経営学部 経営学科
→スマートグリッド普及において、どのようなビジネスチャンスが考えられるのか、4つ以上あげ、それぞれの見込みやリスクを分析せよ。字数650~800字。
経営学部 ビジネスエコノミクス科
→「爆買い」と呼ばれる現象が起きた経済的、産業的、文化的諸要因を挙げて分析し、今後はどうなるか予測せよ。字数650~800字。
理学部第二部 数学科
→次のうちどちらかについて選択して述べよ。
1・インターネットを用いた学習方法の良い点と悪い点
2・数学を学ぶ上で大切なこと
理学部第二部 物理学科
→次のうちどちらかについて選択して述べよ。
1・物理学の研究で最も大事なことは何か
2・物理学の勉強で最も大事なことは何か
理学部第二部 化学科
大学で化学を学び、それをどう活かしたいか、あなたが思うことを記述せよ。
以上となります。
全学部が推薦枠を設けるうえで、小論文必須ではない学部もあるようですが、どこの大学であろうと推薦入試には記述式の設問というのはやはり欠かせない要素でしょう。
小論文の問われる題目については、対策はプロと一緒に行うことは心強いかと思います。
そして、それ以前に自分で日頃からできることがあります。正しい(適切な)文章での表現方法、話し言葉ではなく記述としてのふさわしい言葉遣いや自分の意思、思考を相手に伝わるように示すことを賄う訓練!それは手紙です。久しぶりに遠く離れている祖父母にお手紙でも書いてみたりしてはどうでしょうか?ポイントは目上の方あてのお手紙やハガキです。それでもハードルが高い方は…ご家族への誕生日カードに一言そえて。あ、そういえば、5月は母の日、6月は父の日もありましたね。親世代はモノより一筆直筆があるだけで嬉しいのですから。
話がそれましたが、東京理科大学のオープンキャンパスの日程はでています!
2017年8月9日(水) 神楽坂キャンパス 9:30~15:00
2017年8月10日(木) 野田キャンパス 9:30~15:00
2017年8月11日(金) 葛飾キャンパス 9:30~15:30
大学の風を直に触れてみてください。